七宝焼とは金属の胎(たい)(主に銅板)にガラス質の釉薬(ゆうやく)を高温で焼き付けた工芸品です。七宝焼の歴史は古く、紀元前古代エジプトで作られその後中国、朝鮮を経て8世紀頃、はじめて日本に伝わりました。その後、何回もの盛衰を重ねた後、衰退していた七宝焼を江戸時代の終わり頃、尾張の梶常吉が涙ぐましい努力で再生させ、今日に至っております。 七宝焼は、うわぐすり(釉薬)がガラス質であるため、陶磁器と比べより光沢(艶)のある製品、より透明感のある製品が多く作られています。 [七宝焼の種類] 七宝焼は一般的な分類の方法として銀製リボン(銀線)の使用の有無により 1.有線七宝 模様の輪郭等に銀線を使用した物 2.無線七宝 銀線を使用せずに製作されたもの とに分けられます。
ページの先頭へ戻る
Copyright (c) 2010 SATOU SIPPOUTEM. All rights reserved.